きつねくん
毘沙門天(多聞天)の眷属
古代インド神話の『クベーラ』という神様が、仏教の教えに説かれて毘沙門天(多聞天)として仏教を守るようになりました。
もともと、毘沙門天(多聞天)は、夜叉と羅刹という眷属(部下)たちがいました。
この眷属(部下)も、一緒に仏教を守るようになったのです。
使者
夜叉の数は ”何千~何万” と言われています。
その中でも、使者としての役割を持った28人を 毘沙門天 二十八使者と呼びます。
毘沙門天 二十八使者
- 隠形使者
- 香王使者
- 勝方使者
- 奇方使者
- 禁呪使者
- 高官使者
- 興生利使
- 五官使者
- 金剛使者
- 座神使者
- 持斎使者
- 自在使者
- 神山使者
- 神通使者
- 説法使者
- 総明多智使者
- 太山使者
- 大力使者
- 田望使者
- 多魅使者
- 読誦使者
- 博識使者
- 左司命使者
- 伏蔵使者
- 北斗使者
- 右司命使者
- 龍宮使者
- 論議使者
きつねくん
「興生利使」だけは唯一「~使者」という名にならないらしいよ。
あと、場所や経典によって、夜叉の名前が変わることがあります。
たぬきくん
何千何万 の数がいるので、常に下剋上があるのかも。
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